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2023.10.30院長ブログ
うさぎさんの避妊手術
毎日のように避妊や去勢をはじめとした手術を行なっておりますが、
基本的にはわんちゃんやねこちゃんの占める割合が圧倒的に多いのです。
そんな中でも、ここ最近当院ではうさぎさんの手術依頼がグッと増えております。
以前のブログでも記載しておりますが、
うさぎさんの麻酔管理は本当に大変なんです。。。。。
うさぎの手術をご希望の方は、麻酔リスクなども充分にお話しさせて頂き、
ご家族全員が麻酔リスクをご了承頂いた後、手術とさせていただいておりますので
手術をご希望される際には一度お話を聞きにご来院いただければと思います。
うさぎさんの女の子に関しては、子宮・卵巣があることにより
子宮腺癌や子宮内膜症などの命に関わる病気に高確率でなりやすいため、
早期の避妊手術を行うことを推奨しております。
つい先日避妊手術を行った『伊藤』ちゃん。
とても緊張しいの子のため、麻酔リスクがより一層上がることも懸念されました。
飼い主様にも麻酔リスクを重々ご了承頂き手術をさせて頂きましたが、
心配もなんのその。手術が終わり1時間後には牧草をモグモグと
食べておりました。
糸が取られにくいように結び目を傷口と水平にしておりますが、
案の定、抜糸時までに糸はしっかりと取られてしまいました。
(皮膚の下は吸収糸で縫合しているため傷口が開くことはありません)
うさぎの子宮疾患や卵巣疾患はよほど重篤にならない限り症状を示すことはありません。
麻酔のリスクはありますが、早期の避妊手術を行うことを推奨しています。
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栃木県小山市の動物病院
メルどうぶつ病院
メルどうぶつ病院は
小山市・野木町・下野市・結城市をはじめとする
何でも気軽に相談出来る地元密着型の動物病院を目指しています。
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2023.09.06院長ブログ
食欲不振
食欲不振などの消化器症状は季節の変わり目などに多くなる傾向があります。
うさぎさんに関しては、基本的に吐き気はみられない動物のため、
『食欲不振』『便が出ない/小さい』『沈鬱』などの症状を訴えて来院されます。
今回来院された『ベン』ちゃんも食欲が落ちているとの主訴で来院されました。
やや痩せていたため、検査を行うと、子宮が腫れていることがわかったため、
8歳という年齢ではありましたが手術を行いました。(血尿などの症状もありませんでした)
お腹を開けてみると、子宮と膀胱が連結した臓器となっている
先天性の奇形を認めました!!
普通ではあり得ない構造をしていたため、
何度も見返しましたが、奇形であることは間違いなく、
子宮を取り切るためには膀胱を切らなければならないため、
膀胱部分を切断した後、膀胱形成を行いました。
開けてビックリ!!の手術ではありましたが、
病変も無事に取りきれ、手術後には落ちていた食欲も戻り
元気になってくれました😁
食欲不振といっても今回のように様々な影響により
食欲が落ちることがありますので、様子がおかしいと思いましたら
早めのご来院をお願い致します。
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2020.08.14院長ブログ
うさぎさんの食欲不振
うさぎさんの主訴で一番多く見られるものは何といっても、
『食欲不振』です。
軽度な症状を疑うことがあっても「様子をみてみましょう!」とは絶対に言いません。
うさぎさんは病気を隠す動物であるため
『元気がない』や『食欲がいつもより低下している』などは重症な病気の可能性もあります。
今回、食欲が落ちてるとの主訴で来院された『テト』ちゃん。
今までも食欲が落ちて来院されることは何度かありましたが、
今回の症状はいつもと「何か」違う印象。。。。。
当初の鑑別として『奥歯の過長』も考える状況でしたが、7歳になるまで一度も
歯の症状が出たことがなく、果たして軽々しく麻酔をかけて良いのか、、、と悩む状況。
他疾患を除外するため色々と調べさせてもらい、他の原因が見付からなかったため、
奥歯の過長の否定のため麻酔を掛け確認したところ、
下の奥歯が舌側に伸びていたため、
平坦に削る処置を行いました。
年齢も7歳を超えているためやや心配ではありましたが、麻酔直後から
カリカリご飯をしっかりと食べ元気に帰って行きました(*´∇`*)
他の病院さんで「奥歯が伸びている」と言われたから麻酔を掛けたけれども
結局伸びておらず、麻酔後により一層ご飯を食べてくれないなどの主訴で来院されることも
ちらほらあるのも現状で、血液検査を行うと腎不全や肝不全が原因であったこともあります。
当院の考えとしては明らかに奥歯が伸びている状況と確定的になるまで、
暫定的に麻酔を掛けることは致しておりません。
飼い主様のお話をお伺いしたり、硬性鏡(口腔内をみるカメラ)をみることで
すぐ分かることもありますが、
それ以外の場合には血液検査やレントゲンなどを行い、他をきちんと除外した上、
麻酔のリスクなどもご理解いただいた上で実施しております。
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2020.01.06院長ブログ
うさぎさんの便秘
とても寒い日が続いておりますが、皆様体調などは崩されていないでしょうか?
動物さんたちは11月頃より続いている胃腸炎症状がまだまだ収まる気配をみせておりません。
下痢・吐き気、食欲不振などが続いている場合には様子を見過ぎずご来院くださいね。
うさぎさん達は多くの場合、下痢や吐き気といった症状がみられることは殆どなく、
『突然』ご飯を食べなくなったり、うんちが出なくなることが多く見られます。
軽度であれば注射1本でほとんどのケースでは改善しますが、重度うっ滞になると、
食欲不振が続き、命に関わってくる事態となります。
今回来院された『モカ』ちゃんも他院にて注射をしても改善がされないということで
当院に来院されました。
診察をすすめていくと、盲腸が全く動いていない状態だったため治療をしたところ、
症状が改善してきたとのことでした⭐︎ イェ────v( ´∀` )v────ィ
、、、、、、ところが、
また1〜2日で体調が悪くなってきたとのことで来院。イジイジ( ´-ω-)σ@
結果として、一旦治療に反応し改善したものの、
動きが悪くなっていた盲腸が巨大すぎる便を作り出したため、
それが詰まってしまい再び食欲が低下する結果となってしまっていたのでした。。。
便が詰まり、便秘状態だったためお腹をモミモミし、便を出すと、
詰まっていた便汁や便たちが大量に押し出され、すっきりした『モカ』ちゃんは
すっかり元気になってくれました♡
※抱っこしながらやっていたため、
溢れ出した便汁で院長のパンツまでビチョビチョになりました(笑)
ちなみに、、、
今回詰まっていた便のサイズがこちら。
硬さもカチカチです。
一般的な大きめの便のサイズがこちらなので、
いかに大きかったかが分かると思います。
なかなか便秘のうさぎさんを見ることは多くないですが、
食欲不振以外にも「便が小さい」「軟便になっている」「歯軋りが多い」などの
症状が見られたら早めにご来院ください。
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2019.11.28院長ブログ
うさぎの子宮疾患
日に日に寒くなっているかと思いきや急に10℃くらい暖かくなる日もあるため、
まだまだ体調不良になる動物たちが多く来院されます。
今回来院された『ごま』ちゃんは、3年前から定期的に爪切りに来院されて
いました。特に体調不良ということもありませんでしたが、
腹部の超音波検査をしてみたところ、子宮がわずかに腫れている所見が。
今までのうさぎさんに関するブログにも書かれていますが、うさぎさんの麻酔には
非っ〜〜〜〜〜〜〜〜常に気を使うことが多いのです。
3歳になった『ごま』ちゃんは、なかなかの豊満なボディーの持ち主であるため、
脂肪により肺や気管が圧迫されることが予想され、より一層、麻酔には気を使う必要がありました。
予想していたよりも麻酔は安定しておりましたが、豊満なお肉により
手術の方に非常に気を使う結果となりました。
子宮・卵巣を取り出したところ、見た目上、子宮はあまり腫れておらず
子宮内の炎症なのかと思うくらいでしたが、病理組織検査を行なったところ、
戻ってきた病理結果は、、、
『子宮腺がん』
非常に初期の状態のため、今後の心配はほぼ無いに等しい状況ですが、
うさぎさんは病気を隠す動物のため、何よりも早期の状態で手術が出来て
良かったと思います。
手術により体重の約10%の脂肪と子宮・卵巣を取り出したため、
非常にすっきりスリムになった『ごま』ちゃんです❤️
何度も記載しているように、うさぎさんは麻酔のリスクが低くはありませんが、
メスうさぎさんの場合には子宮・卵巣の病気になる可能性が高いため、
避妊手術をお勧めしております。
迷っておられる場合には、ご相談いただければと思います。
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2019.11.18院長ブログ
うさぎの急性胃拡張
季節の変わり目は非常に体調が崩れやすい時期となりますが、
特にうさぎさんに関しては
『急に食べない』『急にウンチが出ない』
『昨日まで元気だったのに朝から動かない・元気がない』
などの症状が見られることが多くなっています。
胃や盲腸、小腸の軽度うっ滞であれば注射などのお注射一発!
もしくはマッサージのみで元気になることもありますが、
重度うっ滞や急性重度胃拡張などになるとそうはいきません!!
もしそうであれば即、命に関わる状態となるのです。
今回、来院された『ティーチ姫』ちゃんも急に元気・食欲がなくなったとのことでした。
触っただけでも分かるくらい胃が拡張しており、このままだとお腹全体の
血液の巡りが悪くなることで命に関わる可能性も危惧される状況であったため、
急いで麻酔を掛けて胃の減圧を行ったところ、
大分、胃の中のガスと発酵した残渣物を取り除くことができました。
このまま入院処置とし、しばらく入院生活かな〜、と思っていましたが、
翌日には点滴を齧り切り、『ティーチ姫』のご乱心が生じるほど
元気に(ご立腹で)帰られました。
特にうさぎさんの場合には、早め早めの処置が非常に大事になってきます。
様子を見過ぎることで命を落とすこともありますので、
何か異常がありましたら早めのご来院をお願いします。
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2019.08.31院長ブログ
うさぎの足底皮膚炎
『うさぎの足裏が赤いです』
と診察に来院されるケースが比較的多くみられます。
いろいろな病気が考えられますが、その中でも『足底皮膚炎』と診断
することが多く、その名の通り、足の裏(底)の皮膚炎が生じた状態です。
こんな感じ↓↓↓
うさぎの後ろ足への負担の特性上、動かずじっとしていると
踵(かかと)への負担が生まれ、犬猫と異なり肉球がないため皮膚炎ができやすいのです。
基本的には軽度な皮膚炎はどのうさぎさんでも見られることが多く、
ほとんどは無症状ですが、肥満や運動不足、硬い床面、糞尿の付着などが悪化因子となり、
激しい潰瘍や骨にまで影響を及ぼすほど悪化すると、命に関わることなどもあります。
今回来院された『アスル』ちゃんは無症状であったため、今後の悪化をさせないために
敷材などをご指示させていただき経過観察となりました。
毛の下に隠れてなかなか分からないことが多いため、
お家でもひっくり返して足の裏を見てみてくださいね。
気になることがあればご来院ください。
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2019.08.25院長ブログ
うさぎさんの切歯(前歯)カット
県外からも沢山のご来院いただいているうさぎさんですが、
その中でも多くみられる症状の一つとして『歯のトラブル』があります。
以前のブログでも記載したようにうさぎの歯は一生涯伸び続けるため、
歯同士の噛み合わせが悪くなると、歯が過剰に伸びてしまう『不正咬合』が
生じます。
切歯(前歯)であれば、麻酔なしでカットが可能であり、
ダイヤモンドバーで切削しています。
(非常に簡便な処置であるニッパーでカットすると歯に過剰な力が掛かり、
歯根に炎症を生じさせてしまうことがあるため推奨されません。)
<※臼歯カット(奥歯)は当院では全頭麻酔下にて行います>
ものすごく暴れる子であれば麻酔が必要になるのでしょうが、
当院では今のところ、全頭無麻酔で実施できており、実際の当院での施術は
以下の様子となります。
上下共切歯の過長が認められます。
こんな感じで膝に乗せて☆
カット終了です♡
短く切っても大体、3〜5週間程度でまた切る必要性が出てきます。
今回切歯をカットした『ぴょん』ちゃん。
すごく若く見えますが、なんと10歳1ヶ月!!
これからもしっかりとご飯が食べられるように切歯カット頑張ろうね〜!
「歯が伸びて食べずらそう」ということがあれば、ご来院くださいね。
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2019.06.03院長ブログ
うさぎの子宮疾患
1日の寒暖差が大きいこの頃は犬猫を中心に下痢や吐き気の症状が
増えておりますので、症状が継続している場合にはお早めにご来院ください。
寒暖差の影響を受けるのはもちろん「うさぎ」さんも同様で、
うさぎさんの場合にはそれが命に関わる場合もありますので
様子を見過ぎない様にして下さいね。
今回、やや便が小さくなり食欲が若干落ちたとのことで来院された
『のん』ちゃんでしたが、レントゲンを撮ってみると腸内にガス貯留が
見られ確かに胃腸のトラブルが起こっている状況。。。。。
でもよ〜〜〜くレントゲンをみると、
下腹部のあたりに通常ではみられない膨らみが。。。
未避妊の女の子であり超音波検査においても子宮卵巣疾患を疑う所見が見られたため
胃腸のトラブルを改善させる治療をかけた後、後日手術となりました。
お腹をあけてみるとやはり術前診断通り子宮が大きく腫れており、
子宮の病気であることが判明しました。
今回のように違う病気から偶発的に子宮疾患などの病気が見付かることもあり、
裏を返せば、そこまで子宮が腫れていても症状を表さないことがほとんどで
あるとも言えます。
麻酔のリスクはご理解いただかないと手術は出来ませんが、
メスうさぎさんの場合には、子宮疾患を初めとする
婦人科の病気が比較的多くみられる傾向であるため、
生後半年から1歳齢くらいまでに避妊手術をすることはオススメしております。
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2019.01.27院長ブログ
うさぎの潜在精巣(陰睾)
うさぎさんの手術依頼も非常に増えております。
今週は犬猫よりもうさぎさんの手術を多く行いました⌒(。・.・。)⌒
うさぎさんの去勢手術自体はよく依頼を受ける手術の一つですが、
今回手術をする『ルル』ちゃんには精巣が1個しか見当たりません。。。
一定の月齢になったにも関わらず、陰嚢(袋)に精巣(お玉)が降りていないことを
『潜在精巣』と言います。
これは、犬にはそこそこ見られ、猫も稀に見られることがありますが、
うさぎさんの潜在精巣はなかなかの稀度合になります。
うさぎさんの場合、潜在精巣でなく、幼少期に事故や他うさぎに
噛みちぎられてしまい存在しないこともあるため注意が必要です。
また、潜在精巣は犬の場合、腫瘍化するリスクが高い文献が報告されていますが、
うさぎにはその論文はまだ出ていません。
しかしながら、症例報告として潜在精巣が腫瘍化した報告も出ているため、手術をすることが
推奨されます。(もちろんお腹を開けて「ない」可能性もありますが。。。)
さて、今回は、、、
無事お腹の中にありました!!
(精巣として発達しておらず、非常に未熟な精巣です)
術後の経過も順調で全く問題ありませんでしたが、
お家に帰り手術のストレスからか、破壊行為が続いたそうです笑 ̄(=⌒・⌒=) ̄
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