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2018.05.08院長ブログ
ウサギの胃腸鬱滞
日中の寒暖の差が激しい季節の移り変わりのこの時期、
日々多くの動物たちが体調不良を訴えて来院されます。
ワンちゃんや猫ちゃんでは下痢や吐き気などの症状が多く見られ、
ウサギさんの場合には、『突然の食欲廃絶』や『便が出ない』などの症状が多く見られています。
ウサギさんの食欲廃絶の原因には様々考えられますが、
『消化管のうっ滞』が一番多く見られる原因となり、
軽度なうっ滞であれば、注射などで改善することが多く、
重度なうっ滞であると、全身状態が悪くなり命に関わることも出てきます。
定期的に切歯(前歯)カットに来院される『える』ちゃん、
毎回歯のカットの度にお腹の動きなどの状態はチェックしていますが、
もちろん毎回問題なし!!
しかし!やはり突然の『食欲廃絶&排便が見られない』症状が現れ
レントゲンを撮ってみると、、、
胃や小腸、盲腸にガスが溜まり、胃腸全体の動きが停滞していることが判明。
そこで皮下補液や注射を行いましたが、改善が見られず、状態は悪化の一途を辿ることに。。。
血液検査をしてみると、食欲不振の数値を表す値もoverし、
血液循環不全もあり腎機能も低下していることが判明。
非常に危ない状態でしたが、血管点滴を行いながら様々なお薬を組み合わせ使用し、
看護師にもお腹のマッサージもしてもらい、、、
長い入院生活を経て、無事元気になってくれました!!
(胃〜小腸〜盲腸の動きが良くなりガスの貯留もほとんどなくなりました)
お薬に反応しないと非常に危ない状況ではありましたが、
今ではご飯もガツガツ食べ、走り回るくらい回復してくれました⭐
ウサギさんの突然の食欲不振は時には命に関わる危ない状態となります。
ご飯を全く食べない状態の時には様子を見過ぎずに早めの来院を
お願いいたします。
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栃木県小山市の動物病院
メルどうぶつ病院
メルどうぶつ病院は
小山市・野木町・下野市・結城市をはじめとする
何でも気軽に相談出来る地元密着型の動物病院を目指しています。
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2018.04.06院長ブログ
大型犬の脾臓摘出
脾臓という臓器は普段あまり意識されないと思います。
(マラソン大会とかで左脇腹が痛くなる原因が脾臓です)
沈黙の臓器の一つで、飼い主様が気付いた時には腫瘍化したり、
巨大化して手術が必要になることも。。。
肝臓や腎臓のように血液検査で異常が分かりづらく、レントゲンや
超音波検査などで偶発的に異常が見られることもしばしばあります。
今回は免疫の病気により脾臓を摘出することで状態が改善することを
期待しLレトリバーの『どら』ちゃんの手術を実施しました。
譲渡犬である故に、正確な年齢が分からず、大型犬で10歳以上ということは
人間でいえば90〜100歳以上。。。
非常に怖い麻酔でしたが、手術は無事終了!!
年齢のせいもあり、麻酔の覚めは大分遅くなりましたが、
すっかり元気になり、無事に退院して行きました。
免疫系の問題もあるため、まだ継続治療は必要となりますが、
本日来院された『どら』ちゃんは検査では良化傾向を示しており、
このまま状態が改善されてくれることを願っています。
来院時にはいつも通りの食欲旺盛な『どら』ちゃんに戻りました☆
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2018.03.28院長ブログ
新しい超音波診断装置(エコー)を導入しました(Aplio300 Platinum)
より正確な診断を行うために新たな超音波診断装置を導入しました。
超音波検査装置としては最上位機種の一つであるAplio300Platinumです。
今までの検査機器と比べより綺麗な画像を見ることができ、
より的確な診断が可能となりました。
超音波診断装置は麻酔などが必要ないため、心臓や腹部などの検査では
動物たちに負担なく検査をすることが可能となります。
健康診断として行うことも可能ですのでお気軽にお声がけください。
これからたくさん活躍する機会が出てくると思います。
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2018.02.27院長ブログ
犬の尿道・膀胱結石
寒くなると下部尿路疾患が多くなり、
頻尿や血尿など膀胱炎を疑う症状が多くなってきます。
ここ最近は『排尿の格好をするがオシッコが出ない』という
ワンちゃんが多く来院されています。
男の子の場合には尿道に石が詰まりオシッコが出なくなっている場合が多く、
できる限り急いで解除しないと命に関わります。
先日もオシッコがポタポタしか出ないとのことで来院されたワンコさん。
レントゲンを撮ってみると尿道にしっかりと結石が詰まっていた為、
一旦、尿道から膀胱内に結石を戻す処置を行ったのち、手術となり、
大小様々数十個の結石を除去することができました。
結石は遺伝や犬種、体質、食事などで形成されることが知られている為、
一度でも結石ができてしまった場合には、その後は食事療法が必要となってきます。
また結石は何らかの症状(頻尿・血尿など)が出ていない限り飼い主様が
気付くことはなかなか難しいと思いますので、定期的な尿検査やレントゲン検査などの
健康診断もオススメしております。
頻尿かも?と感じたら様子を見過ぎずすぐにご来院して下さい。
手術後からはしっかりとオシッコが快適にできている
『蘭丸』くんです☆
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2018.02.17院長ブログ
猫の断尾手術
交通事故や喧嘩などで外に出てしまった際に事故を起こして来院される
猫ちゃんは比較的多く見られるため、これから暖かくなる季節には特に注意して
いただければと思います。
先日も外に出て戻ってきてから尻尾の様子がおかしいとのことで猫ちゃんが来院されました。
尻尾の先端を怪我をしてから時間が経っていたため先端は壊死しており、
尻尾の根元まで菌が繁殖感染し全体的に腫れ上がってしまっている状態でしたので
ある程度抗生剤で感染を抑えたのちの手術となりました。
尻尾はほとんど無くなってしまいましたが、
術後の感染や傷が開くこともなく無事元気に退院となりました。
今ではキュートに短くなった尻尾で愛情表現も見せてくれるようになっています。
(写真を撮るととても機嫌が悪いようですが。。。)
お外に出てしまうことにより事故や毒物、ウイルス感染などの危険性も
出てきますので、その辺りも考慮し、できうる限り注意していただければと思います。
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2018.01.16院長ブログ
大きくなるデキモノはご注意下さい
身体中のどこにでもデキモノ(腫瘤)は出来ます。
日々の診療で腫瘤を見かけない日はないくらい多く見受けられる病気の一つです。
大きさや、大きさの進行具合、場所や形、腫瘤の良性・悪性度合いにより、
検査をして様子を見るか、手術で取り除いてしまうかを決めないとなりませんが、
明らかに悪化増大していたり、炎症や出血を伴う場合にはなるべく早く手術を
する必要性が高いと思われます。
今回来院された『ぷりん』ちゃんは夏頃から指先の腫瘤が大きくなりはじめ、
出血が激しくなってきたとのことで来院されたため緊急的に手術を行いました。
飼い主様は指を取ってしまうことにより、
歩けなくなったり、その後の生活の影響を心配されておられましたが、
術後の経過も良く、本人もほとんど気にする様子もなく、元気に回復してくれました。
炎症が激しかったため、指先の腫れも酷く手術中の出血量も非常に多くなり
手術はちょっとだけ大変でしたが、結果的に腫瘤もキレイに取りきることもできました。
周りの心配を他所に本人(本犬)だけは終始ケロッとした状況でした。
腫瘤も大きくなりすぎたり、様子を見過ぎる事で
取り切れなかったり、手遅れになってしまうこともありますので、
ご心配であれば一度受診されることをオススメします。
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2017.12.23院長ブログ
紐状異物にご用心
『異物の誤食』は多く見られる主訴の一つとなりますが、
異物の中でも命に関わる危険なものの一つとして『紐』の誤食があげられます。
1〜2cmほどの短い紐ではあまり重大になることはありませんが、
ある程度長い紐や糸の場合には「一端」がどこかに引っかかり、
「もう一端」が先へ流れてしまうと、腸がちじこまりいわゆる『アコーディオン状』
になることで、腸の働きができなくなり吐き気が生じたり、
食欲不振などの症状が現れます。
このアコーディオン状の状態が続くと、紐により腸自体が裂けたりすることで、
命に関わる非常に危険な状況となります。
今回、手術を行った『にこ』ちゃんも、おもちゃの紐を食べてしまったとのことで
来院され、超音波検査を行うと小腸がアコーディオン状になっていたため
緊急手術を行った結果、、、、、、
胃から十二指腸〜空腸〜回腸〜盲腸まで、ほぼ腸全体にわたってゴム紐が絡んで
非常に危険な状態になっていました。
結局、胃を1箇所、腸を8箇所の計9箇所を切らないと取り出せないほど
絡まっており、非常に時間のかかる手術となりましたが
無事取り出すことができました。
術後も安定し、数日の入院管理のもと日々元気になりました。
誤食癖のある子は繰り返し同じことをしてしまうことも多いため、
今までに食べてしまったことがある子や若い子では特に要注意となります。
これからの時期はクリスマスやお正月が控えているため、
異物事故が多くなる時期でもあります。
飼い主さんが気をつけて管理をしていても事故が起こることもありますが、
動物は人が思ってもいないことをする生き物ですので、
「くれぐれも」「必要以上に」注意していただき、事故がないように
お願いいたします。
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2017.11.26院長ブログ
お腹が膨らんできた犬
以前にもブログで取り上げていますが、
避妊手術をしていない雌犬の場合、10歳を越えると
子宮に膿がたまる子宮蓄膿症になる確率は66%以上との報告があります。
ここ最近では寒くなり子宮蓄膿症になって来院され緊急手術を行う
ワンちゃんたちが多くなっています。
『オリモノ』出る開放型の場合には飼い主様が早めに気付きやすいのですが、
出ないタイプの閉鎖型の場合には重症化しやすく、下痢や吐き気などの
症状が出るだけのこともあります。また、膿を含んだ子宮が破裂すると、
細菌性腹膜炎を起こし、亡くなる事もあります。
今回、来院されたワンちゃんは3日前からお腹が膨らんできたとのことで、
検査を行うと、腹部スペースの半分以上を占めるほど子宮が膨らんでおり、
いつ破裂してもおかしくない状況でした。
緊急手術を行い、取り出した子宮の重さを測ると「450g」
手術前の体重が2.6kgから手術後は2.2kgまで減っていました。
術後はお腹がぺったんこになったと同時に、血圧の低下や循環不全も生じ、
夜中を通じて徹底的な管理が必要となりましたが、
数日の入院を経て、
元気な『ミルク』ちゃんになってくれました☆
「避妊手術や去勢手術はなんでするのか?」
と聞かれる事もありますが、子供を取らないのであれば、
性ホルモンに関連した病気を防ぐためであり、命に関わる病気を
予防するための手術です。
「若いうちに予防手術をしておけばよかった。。。」
性ホルモン関連性の病気になってから飼い主さんが必ず仰る言葉です。
もう一度、避妊・去勢手術に関して考えていただければと思います。
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2017.11.14院長ブログ
腎臓病からの嘔吐・下痢
暦の上では冬になり、朝晩の冷え込みが身体に堪えるようになってきましたね。
この時期も嘔吐や下痢は多く見られる症状の一つですが、
今回来院された『チャオ』くんも下痢や吐き気があり、
食欲がないということの主訴でした。
血液検査を行ってみると腎臓の数値が極めて悪いことが判明。
腎臓の機能低下によることで尿毒症性胃腸炎を生じていたため、
約1週間ほどの入院治療を行い数値も大分回復し、無事退院となりました。
「いつ頃から腎臓が悪くなっていたのか?」は今までのデータがなかったため
不明ですが、人と同様に定期的に健康診断などを行うことにより、
早期診断や病気の進行を遅らせたりすることができることもあります。
当院では健康診断を推奨し、定期的にキャンペーンも行っております。
この秋も11月30日まで実施しておりますので、この機会に調べて見てはどうでしょうか?
今まで一度も血液検査をしていない!という子は特にオススメです。
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2017.10.23院長ブログ
敗血症による緊急手術
新病院に引っ越してから早1ヶ月。
毎日がバタバタでブログの更新をすっかり怠ってしまいました。
昼の時間には手術依頼を多くいただいている関係で、
緊急性を伴う手術が必要な場合には必然的に
診療終了後の手術となってしまうのですが、
先日も吐き気下痢があり、突然食欲がなくなったとのことで
ワンちゃんが来院されました。
検査をすると菌が身体中にまわり、自分の免疫細胞が
すでに負けている状態と分かり、熱も41℃とぐったり。
非常に危険な状態ではありましたが、やらねば明日がない状態だったため、
診療終了後に手術に入り、数日間の入院を経て本日、無事に
抜糸となりました☆
なかなか慣れてくれない『ココ』ちゃんでしたが、
兎にも角にも元気になってくれたことが何よりでした。
吐き気・下痢といった症状は様々な病態から引き起こされることがありますので、
様子は見過ぎず、『何か変』だな、と思ったら来院いただければと思います。
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(手術前)
(手術直後)
(抜糸時)









