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2024.07.26院長ブログ
FIP寛解報告
今まで不治の病と言われたFIPですが、比較的早期の段階で治療を始めた子達の
ほぼすべての症例において良い経過を辿っていることに心から喜びを感じております。
ウェット(腹水)タイプFIPで来院された『シュガー』ちゃん、
他院様でFIPと診断され当院に来院されました。
前医での診断結果と当院での追加検査結果から、FIPで間違いないと
診断され、84日間の内服治療を頑張ってくれました。
内服後の経過においても問題なく過ごせており、
当院での治療は今回を以って終了となりました。
来院当初は、食欲も落ち4.9kgだった体重でしたが、
最終検査日には6.3kgまで成長するほどしっかりと食欲も出てくれました。
FIPと診断された場合には早めの治療開始が治療成功の鍵となります。
治療費は決して安いものではありませんが、早急な対応が必要となることを
重々ご承知いただければと思います。
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栃木県小山市の動物病院
メルどうぶつ病院
メルどうぶつ病院は
小山市・野木町・下野市・結城市をはじめとする
何でも気軽に相談出来る地元密着型の動物病院を目指しています。
FIP(猫伝染性腹膜炎)治療を行っております。
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2024.07.01院長ブログ
FIP治療により寛解しました
猫伝染性腹膜炎(FIP)という疾患は、数年前まで
致死的な病であり、治療法はないといわれてきました。
近年、幸いにもFIPが寛解する治療法が確立され始めたおかげで
FIPにかかってしまった子達にも明るい希望の光が見えてくるようになりました。
FIP治療に使用される薬剤は各動物病院により様々な種類があるようですが、
当院ではイギリスでFIP治療薬として承認されている『GS-441524』を用いて治療を
行っております(お薬の詳細に関しては<『お知らせ』のFIP治療をおこなっております>をご覧ください)
治療薬は高価なものとはなりますが、猫ちゃんや投薬する飼い主様への安全性も高いため
安心して投薬していただけると思います。
FIPと診断されてから早期に治療をかけられた子達は
続々と良い経過をたどってくれています。
治療経過を知りたい!と仰られる飼い主様のお声を頂いたので、
先日治療経過を終了した『ルル』ちゃんをご紹介させていただきます。
84日間の投薬も頑張ってくれ、
経過時の採血も嫌がることなくとても頑張ってくれました☺
他院様からの紹介症例であったため、今後はかかりつけ病院様に戻って
いただくので今回が最後の当院での経過となりましたが、
お別れが寂しく感じるほどとても懐っこい良い子でした。
FIPが疑わしいと診断され、治療を望まれる場合には
早目の決断が必要となりますので、まずはお問い合わせいただければと思います。
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FIPの治療を行なっています。
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2024.05.20院長ブログ
誤食にご注意
『誤食』はよく聞く主訴の一つですが、
今回来院された『ひじき』ちゃん。
目の前で、
『シルバニアファミリー』を誤食をしたとの主訴で来院されました。
レントゲンを撮ってみると、
しっかりと猫ちゃんの陰影が映り込んでいます。
一部は小腸に流れていましたが、大部分が胃内に残留していることが分かったため、
吐かせる処置を行なった結果、無事に吐き出してくれました。
これが小腸に流れていた場合には小腸閉塞を起こしていた可能性が
高かったと思います。
催吐処置を行なった後は大分しょんぼりしていましたが、
手術でお腹を切ったり、内視鏡で取ったりすることなく
摘出できたのは本当に良かったと思います。
動物たちは、『何でも』誤食する可能性がありますので、
くれぐれもご注意いただければと思います。
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2024.01.17院長ブログ
指の間の腫瘤切除
デキモノ(腫瘤)は身体の様々な部位に出来、大きいものから小さいものまで
形や色味など様々なタイプがみられますが、
『経過観察で良い』『お薬で治る』『外科手術が必要』など様々なケースをお話しさせていただきます。
外科手術が必要となった際には、比較的簡単に取れる時もあれば、
拡大手術が必要でごっそりと組織を取らなければならないこともありますし、
腫瘤ができた部位によっては美容形成や生体本来の機能を損なわない様に
手術をする必要が求められることもあります。
今回指の間に腫瘤が確認され、だんだんと大きくなってきたとのことで
来院された『マロン』ちゃんですが、
できた腫瘤がコチラ…………
指の間いっぱいに腫瘤が形成されておりました。
事前の検査では、良性/悪性の判断がつきかねる結果であったため、
悪性の結果を想定した上で、
『取り残しなく切除する事』と『歩行に障害が出ない事』を考えて
手術をする必要がありました。
結果…
指と指の間、骨ギリギリで切除を行い、
腫瘤を無事に切除することができました(*´꒳`*)
…切除したは良いものの、
美容形成が求められる手術となるため、切除するよりも
綺麗に形成するほうが大変だと思われる手術でしたが、
手術直後は以下の様子となり、
10日後の抜糸の際には、以下の様な様子になってくれました(*´꒳`*)
(まだほんのちょっと炎症が残っている感じですね)
今では毛もしっかり生えて、どこを切ったか分からないくらいにまで
なってくれました。
もちろん、腫瘤自体も完全切除ができました。
飼い主様と動物のふれあいの中で、デキモノ(腫瘤)が確認された場合には
決して様子は見過ぎず、大きくなってくる様でしたら
少しでも早めのご来院をいただきますようお願い致します。
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2023.12.11院長ブログ
断指手術
多くの子が『デキモノ』があるといった主訴で来院されます。
1〜2mmの小さなものから10cm近くの大きなものまで様々ですし、
良性のこともあれば悪性のこともあります。
大概のものは細胞診といった無麻酔で針を刺すことにより
悪性なのか良性なのか判断がつきますが、まれに判断がつかずに微妙な診断となり、
確定診断のために麻酔をかけて手術をすすめることもあります。
手術にて切除といっても腫瘤が出来た場所により、
生体として機能を失わないために切除したのちに
きちんとした形成術が必要となります。
今回、爪の根本に腫瘤が形成されだんだんと大きくなってしまったため
完全に取り切るために断指手術を行なわざるを得なかった『ソラ』ちゃんですが、
飼い主様としては、指をとることが歩行に影響が出ないかなどを心配されていました。
後肢にできた腫瘤
断指手術直後
手術3週間後
腫れも歩行障害も出ることなく傷口も綺麗に治りました。
断指をすることに対して飼い主様の悩まれる気持ちは
よくわかります。
しかしながら万が一、様子を見過ぎることによって病気が進行し
指だけではなく足や手を落とすことも考えなければいけない状況になってしまうと、
より生活に支障が生じてしまいます。
デキモノが出来ないことが何よりですが、
腫瘤を発見し段々と大きくなっているようなことがあれば
早めの御受診をいただきますようお願い致します。
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2023.11.17院長ブログ
犬の脱毛症
皮膚病で来院される子は非常に多く、その主訴は
『痒み』『赤み』『湿疹』『脱毛』『デキモノ』…etcなど多岐に渡ります。
今回来院された、『エース』ちゃんは、
1年以上前から他院様にて治療を掛けていたものの『脱毛と痒み』が改善しないとの主訴で
セカンドオピニオンで来院されました。
経過が長く、前医にて様々なお薬が出されていたため、
確定診断を行うために皮膚の組織検査を出させていただいた結果をもとに
内服薬を変更した結果…
しっかりと発毛し痒みの軽減が認められました☺
皮膚病が治らない子や、痒みが続いている場合などがありましたらご相談くださいませ。
今回の症例でもそうですが、前医にて改善がみられず、セカンドオピニオンで
病気の診断を行う場合には、必要最低限の検査は必要となりますし、継続的にお薬が
必要になることが多くみられます。
かかりつけ医での治療を行っても『痒みや脱毛』が引かず、
当院のブログを見て頂きご来院いただくケースは多くあるのですが、
一目『見た』だけで診断できる病気はほとんど無く、検査が必要になることが多い
ということをご理解いただいた上、ご来院いただきますようお願い致します。
痒みは本人にとって非常にツラい感覚であるため、
その辛さを少しでも早く開放できるようにお手伝いができればと思います。
ご不明点がありましたら何でもご相談ください。
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2023.11.02院長ブログ
酸素室リニューアルしました
メルどうぶつ病院を開院してからもうすぐ10年となります。
開院当時から購入した機器類や少しずつ増やしていった手術器具や機械たち、
時間の経過とともに当然の如く劣化や故障などもみられてしまいます。
どの機器でも壊れてしまうと困りますが、その中でも重要で代わりのきかない
機械の一つとして、『ICU(酸素室)』が挙げられます。
当院では、呼吸状態の悪い子たちにはもちろんのこと、
うさぎさんの手術前後や体力の落ちている子達の手術後回復期などに
用いている機械となります。
酸素室に入れている子達にきちんと酸素が供給されなければ重篤な状態になってしまうため、
まだまだ使える状態ではありましたが、10年ということを境にリニューアルすることとしました!!
リニューアルした酸素室では、より細かく酸素濃度や温度湿度を設定することができ、
管理もより一層しやすくなりました。
病気により酸素室を使わないことが一番ですが、
何かがあった際にはより安全に機器を使えるようになったことで
僕自身も安心して治療に専念することができるようになりました。
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2023.10.30院長ブログ
うさぎさんの避妊手術
毎日のように避妊や去勢をはじめとした手術を行なっておりますが、
基本的にはわんちゃんやねこちゃんの占める割合が圧倒的に多いのです。
そんな中でも、ここ最近当院ではうさぎさんの手術依頼がグッと増えております。
以前のブログでも記載しておりますが、
うさぎさんの麻酔管理は本当に大変なんです。。。。。
うさぎの手術をご希望の方は、麻酔リスクなども充分にお話しさせて頂き、
ご家族全員が麻酔リスクをご了承頂いた後、手術とさせていただいておりますので
手術をご希望される際には一度お話を聞きにご来院いただければと思います。
うさぎさんの女の子に関しては、子宮・卵巣があることにより
子宮腺癌や子宮内膜症などの命に関わる病気に高確率でなりやすいため、
早期の避妊手術を行うことを推奨しております。
つい先日避妊手術を行った『伊藤』ちゃん。
とても緊張しいの子のため、麻酔リスクがより一層上がることも懸念されました。
飼い主様にも麻酔リスクを重々ご了承頂き手術をさせて頂きましたが、
心配もなんのその。手術が終わり1時間後には牧草をモグモグと
食べておりました。
糸が取られにくいように結び目を傷口と水平にしておりますが、
案の定、抜糸時までに糸はしっかりと取られてしまいました。
(皮膚の下は吸収糸で縫合しているため傷口が開くことはありません)
うさぎの子宮疾患や卵巣疾患はよほど重篤にならない限り症状を示すことはありません。
麻酔のリスクはありますが、早期の避妊手術を行うことを推奨しています。
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2023.10.20院長ブログ
猫の潜在精巣(陰睾)
わんちゃんの潜在精巣(精巣が陰嚢内に降りていないこと)は比較的遭遇しますが、
ねこちゃんでの潜在精巣はわんちゃんに比べるとやや稀なケースとなります。
わんちゃんの場合、潜在精巣を5歳くらいまで手術をしないでおくと
腫瘍化しやすくなるという報告が挙げられておりますが、猫ちゃんの場合には
潜在精巣の症例数自体が多くないため、しっかりとしたエビデンスは今のところ挙げられていません。
そのため、猫ちゃんの潜在精巣でもわんちゃん同様に腫瘍化する可能性を考慮し、
当院では早期の手術を推奨しています。
今回、来院された『チャオ』ちゃんは、
左の精巣は確認されるものの、右の精巣が確認することが出来ませんでした。
触診でもどこにあるか全く分からず、超音波で確認すると皮膚の下(皮下脂肪の中)に
小さく隠れていることが分かりました。(といっても、触診しても全然触れないのですが…)
手術直前にも超音波機器にて位置を正確に確認し、
最小限の傷口で隠れている精巣を摘出することが出来ました。
摘出した精巣の大きさを比べてみると、潜在精巣の小ささがわかると思います。
6日後の抜糸の際には、ほとんど傷口も分からないくらいまで綺麗にくっ付いてくれていました。
帰宅してからも食欲が落ちることなく、抜糸時にもしっかりと体重も増え、
元気な姿をみせてくれた『チャオ』ちゃんでした。
片方もしくは両側の精巣が確認できない子は手術のご相談を頂ければと思います。
もちろん両側精巣が降りてる子もご相談くださいね。
不明な点がありましたらお気軽にご相談くださいませ。
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2023.09.06院長ブログ
食欲不振
食欲不振などの消化器症状は季節の変わり目などに多くなる傾向があります。
うさぎさんに関しては、基本的に吐き気はみられない動物のため、
『食欲不振』『便が出ない/小さい』『沈鬱』などの症状を訴えて来院されます。
今回来院された『ベン』ちゃんも食欲が落ちているとの主訴で来院されました。
やや痩せていたため、検査を行うと、子宮が腫れていることがわかったため、
8歳という年齢ではありましたが手術を行いました。(血尿などの症状もありませんでした)
お腹を開けてみると、子宮と膀胱が連結した臓器となっている
先天性の奇形を認めました!!
普通ではあり得ない構造をしていたため、
何度も見返しましたが、奇形であることは間違いなく、
子宮を取り切るためには膀胱を切らなければならないため、
膀胱部分を切断した後、膀胱形成を行いました。
開けてビックリ!!の手術ではありましたが、
病変も無事に取りきれ、手術後には落ちていた食欲も戻り
元気になってくれました😁
食欲不振といっても今回のように様々な影響により
食欲が落ちることがありますので、様子がおかしいと思いましたら
早めのご来院をお願い致します。
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手術後の傷口となります










