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院長ブログ blog

  • 2016.12.16
    院長ブログ

    副腎皮質機能低下症

    下痢や吐き気などの臨床症状が続くようであれば、

    来院されるケースも多いのですが、

    元気はあるが、ただ単にゴハンを食べない。。。

    そんな症状では様子を見てしまうこともあるのではないかと思います。

     

    今回は、やはりそのような状況で、元気はあるんだけど、

    なんとなくゴハン食べない、、、という事が2〜3日続いたのち、

    急にパタッと倒れてしまったとのことで、緊急で搬送されてきました。

     

    先月来院時には元気な姿をみせてくれていた『マロン』ちゃんでしたが、

    診察台の上でぐったりと横たわったまま、目も虚ろで全く動けず、

    体温は33℃まで下がった状態(通常は38℃位)で非常に危険な状態でした。

    img_7950(おやつをみて、待てのポーズ中♡)

    血液検査の結果、急性副腎皮質機能不全と判明し、

    入院治療により、本日元気に退院して行きました☆

     

    副腎皮質機能低下症は稀な病気ではありますが、

    何の症状も示す事無く、病気として掴みづらいケースもみられます。

     

    元気はあるが、ご飯を食べないなどの症状だけではなかなか

    病院に連れてくるタイミングは難しいかもしれません。

    しかし、それらの症状が継続的にみられている場合など、

    何か御心配な点がありましたら、お気軽にご来院下さいね。

     

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  • 2016.12.12
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    尿道結石にならないために

    寒くなり、体調などを崩し易い季節となりました。

    寒くなると、特に猫ちゃんでは結石(殆どは結晶)による

    尿道閉塞が多くみられるようになります。

    先週だけでも尿道閉塞が生じ、おしっこがでない猫ちゃんが2匹来院されました。

     

    結晶による尿道閉塞は一朝一夕ではほとんど起こり得ません。

    尿中に結晶が析出 → それが段々と増える → 尿道に詰まる

    といった手順があるため、何の症状が出てなくとも

    おしっこ検査を行う事で、尿中に結晶が出ている。。。

    なんて事もあります。

     

    実際、尿道閉塞が起こり、全くおしっこが出なくなると、

    腎機能不全や膀胱破裂などが起こり、最悪の結果になることも。

     

    このように痛々しく辛い結果になる事を避けるため、

    当院では健康診断として、おしっこ検査をオススメしています。

    尿道閉塞は、ほとんどのケースで雄ネコくんにみられるため、

    若いうちからの定期的な尿検査が推奨されます。

     

    今回、そんな病気にならない為に健康診断として尿検査を行った

    『なな』ちゃん☆

    dscf9128

    なんの症状もありませんでしたが、尿検査をしてみると、、、

    dscf9129

    結晶の析出が認められました。(ストラバイト結晶)

    このわずかながらの結晶でも放っておくと、、、

    dscf9130ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!

    こんな大変なことになる可能性がある為、結晶を作らせないためのゴハンに

    切り替えて頂くことになりました。

     

    おしっこが詰まると、痛くて辛い思いをしなければならない為、

    今回のように健康診断で早期発見できて良かったと思います(* ̄∇ ̄*)

     

    うちの子に限って。。。と考えず、

    健康診断検査をオススメします。

    dscf9126

     

     

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  • 2016.11.20
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    うさぎの鼻涙管洗浄

    眼の周りが濡れているうさぎさんはよく来院されますが、

    今回来院されたうさぎさんは、2ヶ月以上前から

    両眼とも涙眼が酷くなり、何種類もの目薬を指しても改善が無かったとの

    ことで来院されました。

    色々と診させて頂いたところ、鼻涙管の炎症が生じている事が判明。

    rab-fig01

    (※鼻涙管:目頭のところから鼻腔内につながる管のことを指し、

    図で刺すと、青色の細い管になります)

    炎症産物を取り除くことが必要となるため、

    点眼麻酔を行い、両眼の鼻涙管とも洗浄を行いました。

    dscf8944

    鼻涙管が炎症を起こす原因は様々あり、酷い場合には途中で閉塞を起こし、

    鼻から出て行かず、逆流がみられることもあります。

    『モカ』ちゃんの場合には両眼とも閉塞しておらず、洗浄を行う事が出来ました。

    img_7721

    <洗浄前(白濁)と洗浄後(透明)の洗浄液です>

     

    このような炎症が生じている場合、1回の洗浄で終わる事はなかなかなく、

    なるべく頻回に通院して頂くことが必要となります。

    『モカ』ちゃんは当院をご紹介頂き、

    なんと!!群馬県から1時間以上かけて通院して頂いております。

    飼い主様の通院の負担を減らすべく、早く治ってくれる事を

    願いつつ、処置をさせていただきました☆(早く治ってね〜( ๑>ω<)۶”)

     

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  • 2016.11.16
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    後肢断脚手術

    猫を保護されて来院される方は非常に多いのですが、

    保護されるまでの間に寄生虫に感染してしまったり、

    猫風邪をもらい、目ヤニやくしゃみが酷い子なども多く来院されています。

     

    今回、保護された猫ちゃんは、後ろ足が途中から千切れており、

    骨がむき出しになって炎症が起こっている状態だったため、

    このままでは炎症が悪化し、全身状態が悪くなる可能性が。。。

    その旨を保護主様とご相談し、診療終了後の夜に手術を行いました。

     

    本来、断脚手術はもの凄く痛みを伴う手術なのですが、

    疼痛管理もしっかりと効いてくれ、手術後から元気いっぱいで、

    ご飯もガツガツと食べていました☆

    img_7710

    3本足になりましたが、手術翌日から器用に歩けるようになり、

    元気に帰っていきましたฅ(^ω^ฅ) ニャ~

    良い人に巡り会えて良かったね〜『チョコ』ちゃん♬

    img_7712img_7708

     

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  • 2016.11.13
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    心疾患を持つ子での緊急手術

    11月に入り随分と寒くなってきましたね。

    寒くなったころから吐き気や下痢などの消化器症状を示す

    わんちゃん、ねこちゃんが多くなっています。

    また、人の方でもインフルエンザが流行しているようですので

    皆様も体調を崩されぬようお気をつけ下さい。

     

     

    さて、最近は春に生まれた猫ちゃんを中心に避妊や去勢手術のご依頼を多く頂き

    予定手術はやや待って頂く状態が続いております。ご不便お掛けしておりますm(_ _)m

    そんな中、「いつもと様子が異なる」との主訴でわんちゃんが来院されました。

    身体をいろいろ調べた結果、心臓が悪い事と、子宮の病気が判明。。。

    子宮の病気では麻酔をかけて手術をしなければならない状態ですが、

    心臓病もあるため、飼い主様にも麻酔をかけることのリスクを説明し、

    緊急手術を行いました。

    麻酔中も血圧や循環に気をつかう、非常に緊張する手術となりましたが、

    麻酔・手術共々問題が無く無事終了☆

     

    入院中はとても大人しく、しょんぼり気味だったのですが、

    飼い主様のお迎えでこのとおり!

    img_7698

    リンちゃんは『最高の笑顔』に☆

    飼い主様も非常に心配されておりましたが、

    無事元気に退院させる事ができ一安心となりました♡

     

    歳を重ね中高齢以上になると、心臓や腎臓、その他にも病気が診られてくることがあります。

    また、未避妊・未去勢の場合だとそれに付随した病気がみられることも少なくない為、

    これらが同時に生じた場合にはどうしても麻酔・手術のリスクはあがります。

    それらの病気の予防目的として、妊娠を望まない場合には

    若齢時での避妊去勢手術をオススメしております。

    避妊や去勢手術で、不明な点がありましたらご相談下さい。

     

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  • 2016.10.14
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    腰背部の皮膚腫瘤切除

    動物たちとのスキンシップのため、身体を触っていると

    「ん??何だか『しこり』があるぞ??」なんてことを経験された方も

    多いと思います。

    どんなに小さい物でも悪性のものもあれば、かなり大きなものでも

    良性の場合もあるため、一概には全てが悪い、ということは言えないのですが、

    何か『しこり』を見付けた場合には様子を見過ぎず、

    一度診せて頂く事をオススメしています。

     

    今回、来院された『ラン』ちゃんは、

    img_7538

    数年前からしこりがあり、

    それが段々と大きくなり、抗生剤などを使用しても感染や出血を起こし

    悪化してきたため、当院に来院されました。

     

    来院時にはちょっと壁にぶつかっただけでも出血がポタポタと垂れ

    感染が進んでいる状態でした。

    本人も相当痒いようで壁に腰を押し付けては、出血、、、

    という事を繰り返す状態。。。

    dscf8467

     

     

    飼い主様は年齢的な事なども非常に心配されていましたが、

    感染もあり、全身状態も悪化していたため、やらない訳にはいかない状況をご説明し

    手術を実施しました。

     

    検査の結果、今までの抗生剤の使用歴により、

    ほとんどの抗生剤が効かない事が判明し(いわゆる耐性菌)、

    また腫瘤が出来た『場所(皮膚が寄りづらい部位)』と『大きさ』により

    なかなか大変な手術となりましたが、

    dscf8473

    本日、無事に傷が開く事も感染も無く、抜糸の運びとなりました。

    (摘出した腫瘤も良性であり完全摘出となりました☆)

    img_7532

     

    本人も痒がる事も無くなり、術後にはより一層、

    元気になり、食欲が旺盛になったとの事で飼い主様も大喜びでした。

     

    皮膚の腫瘤は大きくなってからでは摘出が非常に大変になるため、

    なるべく小さいうちに摘出する事が推奨されます。

    気になる『しこり』を見付けたらご来院下さいね。

     

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  • 2016.10.03
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    うさぎの上部気道炎

    生後6ヶ月のうさぎさんを家に迎え入れた後から

    鼻水やくしゃみが酷いとの主訴で来院されました。

    img_7310

    来院時には白色の鼻水が両鼻より出ており、それを拭った為に

    前肢も鼻水でカピカピになっていました。

    上部気道炎を考慮する病態であり、抗生剤などの治療で、

    img_7389

    大分、鼻水やクシャミが改善されたことにより

    鼻や前肢が綺麗になりました☆

     

    ペットショップにいた時には何ともなくとも、

    環境変化のストレスなどによって発症する事が

    みられます。

    何回も繰り返されるクシャミや鼻水などがみられる場合には

    一度受診されることをオススメ致します。

     

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  • 2016.09.16
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    眼球摘出後の子ねこちゃん

    以前(8月4日)のブログでご紹介させて頂いた

    子猫ちゃんですが、「その後元気なの??」等のお声を頂いており、

    本日、元気に2回目のワクチン接種に来院されましたので

    ご報告させて頂きます。

    重度の角膜潰瘍だった右眼はすっかり治り、

    IMG_7177(手術直後)

    今では非常に元気になりました☆

    dscf8412(術後1ヶ月半後)

    次回は年末頃の去勢の時期にお会いする予定ですが、どれだけ大きくなっているか

    楽しみです。

     

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  • 2016.09.15
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    子宮蓄膿症

    未避妊の女の子であれば、(一般的には中齢以降から)わんちゃんでも、ねこちゃんでも

    この病気にかかる可能性があります。

    文字通り『子宮に膿が溜まる病気』の事を指します。

    陰部から膿がドロッと出てくる状態であれば異常と気付くのですが、

    子宮蓄膿症になっていても陰部から膿が出て来ないケースもあり、こちらの

    方がより重篤な状態になりやすく、命を落とすケースもあります。

     

    どんな病気においても言えるのですが、

    『食欲が落ちている』、『下痢や吐き気がある』、

    といったような症状をこの病気からも表すこともあり、

    日に日に症状が悪化している場合には特に注意が必要とされます。

    身体の中で『膿』がどんどん増殖していくため、症状に気付いたら早目の段階で

    手術や処置を行う事が必須となります。

     

    動物病院では、『1ヶ月前から様子がおかしい』『1週間前からご飯を食べない』

    『数日前から状態が悪く、ぐったりしている』などの症状で来院されるケースが

    比較的多くみられます。

    あまりにも悪化し、いわゆる『手遅れ』の状態になる前に早期受診をお願いします。

    我々獣医師の判断はもちろん重要ですが、飼い主様の判断も非常に重要なのです。

     

    photo

     

    さて、今月に入り救急疾患が多く続きます。

    前日から陰部より膿が出ているわんちゃんが来院されました。

    未避妊の女の子であったため、子宮蓄膿症を疑う状態ではありましたが、

    まだわずか2歳。まだ早いよな〜、、なんて思いながら

    腹部に超音波を当てると、子宮全域に膿を思わせる像が見えたため、

    外来が終了してから、緊急で手術を行いました。

     

    まだ若い事もあり、術後の回復も早く、無事元気に退院していきました。

    dscf8376

    dscf8381

    なが〜い睫毛で可愛らしい「シュシュ」ちゃんです。

     

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  • 2016.09.14
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    犬の膀胱・尿道結石

    『おしっこがでません!!』

    犬・猫・うさぎともこのような主訴で来院されることがあります。

    様々な原因により、おしっこがでないケースがありますが、なかでも最も多い原因としては

    『尿道の物理的閉塞』です。

    簡単に言うと、『結石や結晶が尿道(ほとんどが男の子なのでペニスに)に詰まる』

    ということです。

     

    おしっこがしたくても出ない、、、

    自分に置き換えて考えると、ものすごく辛い症状だろうなあ。。。()´д`()

    と毎回診察の度に思うのですが、この症状が続くと膀胱が破裂したり、 腎不全になることで

    死に直結してしまうので悠長な事は言ってられない恐ろしい状態なのです。

     

    今回も朝からおしっこをしようとすると辛そうに鳴いて、

    おしっこが出ていないという主訴でわんちゃんが来院されました。

    早速、レントゲンを撮ってみると、、、

    %e3%81%be%e3%82%81%e5%a4%aa%e9%83%8e0001

    膀胱内(黄色枠)にも結石が存在し、

    尿道内に結石が2個詰まっていることが確認されました。(赤丸の所)

     

    出来得る限り、尿道は切りたくないので、

    まずは石を膀胱内に戻す処置をした上で(これが大変!!)、

    再び膀胱から尿道に結石が落ちる可能性が高いために手術を行いました。

    いざ手術で膀胱を開けてみると、ものすごく細かい石が多数存在し、

    一個も取り残しが無いように手術を行い、術後のレントゲンでは、、、

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    この通り!!石は全く無くなりましたv(。・ω・。)ィェィ♪

    dscf8310

    (数えてみると90個以上ありました)

     

    結石分析検査の結果、『シュウ酸カルシウム』という石だったため、出来てしまった石は

    溶ける事が出来ないため、摘出手術が必要となるものであり、

    今後もこの石を作らせないように処方食を食べていく必要があるということが判明。

     

    入院中はとっても臆病に怖がっていたのにも関わらず、

    なぜか膝の上に乗りたがり、怖いんだか甘えたいんだかよく分からない

    『まめ太郎』くん。

    img_7342

     

    カメラが好きでないようで、なかなか目線をあわせてくれないのですが、

    無事元気に退院していきました☆

    img_7358 img_7347

     

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