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院長ブログ blog

  • 2017.03.23
    院長ブログ

    SDMA検査

    当院では毎年恒例となっている春の健康診断キャンペーンですが、

    今年も2017年3月27日(月)から6月29日(木)まで実施致します。

    今年から血液検査項目の中に、『SDMA』という項目が追加されました。

    非常に聞き慣れない単語だと思いますが、SDMAは非常に画期的な検査項目の

    一つで、早期腎臓病の発見に役立つ検査項目となります。

     

    簡単に言うと、腎臓は血液のゴミを濾過する働きをしてくれている臓器であり、

    左右に一つずつある臓器です。

    腎臓が何らかの理由で働きを止めてしまうと、身体から毒物が排出出来なくなり、

    状態の悪化や死を招く状態となります。

    人では、腎臓が悪くなると人工透析を行うことができますが、

    動物医療では、色々な側面から透析は現実的に行うことはほぼ難しい状況であるため、

    腎臓病を発見してから、少しでも進行を遅らせていく治療がメインとなります。

    犬では10頭に1頭猫では3頭に1頭が腎臓病になるといわれる

    非常に多い病気にも関わらず、明確な治療法がないため、

    いかに早期に腎臓病を見付けてあげるかが重要となるのです!!

     

    今までの検査では、腎臓の機能の約75%が失われてはじめて

    異常値が出ていましたが、『SDMA』は約40%が失われた段階

    異常値が出ると言われています。

     

    わんちゃんもですが、特に猫ちゃんでは腎臓病が非常に多いため、

    特にオススメの検査となっていますので、この機会に

    『我が子の基準値』を調べてみませんか?

     

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    何でも気軽に相談出来る地元密着型の動物病院を目指しています。

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  • 2017.03.17
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    急性の下痢嘔吐に注意!!

    日中の暖かい陽気とはうってかわり、朝晩は冷え込むことが多く、

    体調を崩す動物たちが多くなっているように思います。

    急性の下痢や嘔吐の子たちが多く、ほとんどが一過性で治るのですが、

    治療をしても状態の改善が見られない場合などでは他の病気が隠れている

    可能性を考えていかねばなりません。

     

    以前のブログでも書きましたが、

    急性膵炎という病気は内科的エマージェンシーの病気の一つです。

    (外科手術では介入できない病気)

    今回、突然嘔吐や下痢が始まった『チョコ』ちゃんは当初、急性胃腸炎を

    疑いましたが、治療に反応を示さず検査の結果『急性膵炎』と診断され、

    一時はかなり状態が悪化しましたが、長い入院治療の結果、

    無事元気に帰っていきました♡

    IMG_8472

    元気になった『チョコ』ちゃんは

    カメラが付いていけないほど早く動くまで復活してくれました☆

     

    体調不良が続く場合には様子を見過ぎずに早目の受診をお願い致します。

     

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  • 2017.02.22
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    腹腔内腫瘤摘出手術

    前日に突然元気が消失し、食欲が落ちてしまったとのことで

    わんちゃんが来院されました。

    来院時である翌日、院内では元気もあり、外見上には

    全く異常がみられませんでしたが、検査をすすめていくと、

    お腹の中に腫瘤が出来て、そこから出血を起こしている状況と分かりました。

    おそらく昨日、腫瘤が破裂したことで血圧低下によるショックを

    起こしたものと思われます。

    そのような大変な状況にも関わらず、血液検査では大きな異常が見られず、

    本人(本犬)は院内では至って普段通り。。。。。

    しかし、様子を見ることが出来ない、予断を許さない状況であったため、

    その日の夜に手術を行いました。

    大きな手術でしたが術後の回復も良く、本日無事に退院していきました☆

    IMG_8202(術後おやつを待つ『アレックス』ちゃん)

    元気に返すことが出来、本当に嬉しく思います☆

    また、抜糸で待ってるね〜♪

     

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  • 2017.02.20
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    獣医内科学アカデミーに行ってきました

    毎年横浜で行われる『獣医内科学アカデミー』に今年も行ってきました。

    土日の2日間、朝から晩までビッチリ!勉強漬け。

    『新たに発売される腎臓新薬の話』や『眼の病気』、『ウサギの歯』の話などなど

    今後の治療に多く活かせていける非常にためになる学会となりました☆

     

    多くの学会は土日に行われることが多いため、どうしても病院を休診に

    せざるを得ない状況となりますが、日々進化する医療知識に置いていかれず、

    『古い知識』のアップデートのため、御了承頂ければと思います。

    IMG_8183(ホテルからの景色)

     

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  • 2017.02.10
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    免疫介在性皮膚炎

    皮膚病は動物病院で最も診る機会が多い病気ですが、

    皮膚病と言っても、細菌性やカビ、寄生虫、アトピーやアレルギーetc…などなど

    様々な原因によって引き起こされる為、いろいろな角度から

    病気を診断していく必要があります。

    今回、来院された『ミルク』ちゃんは1年以上にも渡り

    抗生剤を服用していたがなかなか改善が見られなかったとのことでした。

    様々な検査を実施した結果、免疫性の病気※と診断されました。

    (※自分の免疫細胞が自らを攻撃してしまうことで生じる病気)

    IMG_6373 IMG_6368

    過剰な免疫系を抑えるお薬を服用して頂いた結果、

    IMG_6438

    皮膚もここまで綺麗になり、元気や食欲もなかった状態から

    すっかり元気になってくれました☆

    IMG_8145

     

    皮膚病は飼い主さんにも変化が分かり、一緒に経過を追っていく

    病気の一つとなります。短期間のお薬やシャンプーのみで比較的簡単に治るものから

    生涯付き合っていかなければならないものまであります。

    すべての病気が完全に治るわけではありませんが、

    痒みなどが酷く夜もまともに眠れない、

    などの症状がありましたらご相談下さい☆

     

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  • 2017.01.27
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    うさぎの口腔内腫瘤切除

    うさぎさんの食欲が突然なくなるケースは比較的みられ、

    多い理由としては歯のトラブルであったり、

    胃や腸などの消化管が原因になることが多くみられます。

    『とと』ちゃんは1週間前くらいからご飯の食べが悪いとのことで

    来院されました。

    専用の機器を用い、口腔内観察を行った所、

    口の中に大きな腫瘤を確認。。。

    DSCF9342

    これが痛みや摂食障害を引き起こしていると判断し、

    手術をおこないました。

    DSCF9349DSCF9351

    手術前の状態はあまり思わしくなく、麻酔のリスクも懸念されましたが、

    こちらの心配を他所に、手術直後からご飯もパクパク食べはじめ、

    術後の経過時には体重も20%増加していました。

    IMG_8122

    犬猫たちも勿論ですが、特にうさぎさんの場合には、

    食欲が無い状態が続く場合はなるべく早めに受診して下さいね☆

     

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  • 2017.01.20
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    強直性痙攣の続くわんちゃん

    真夜中から急に痙攣の症状が始まり、30分毎の痙攣が止まらないと

    いう主訴でわんちゃんが来院されました。

    病院に来られた際にはぐったりして、立ち上がることも出来ないまま

    痙攣が起きている状態でした。

    各種検査の結果、脳が原因により痙攣が生じている可能性が示唆されましたが、

    確定診断にはMRIが必要な状況。。。。。

    人と異なりすぐにMRIを撮れる施設なども近隣に無いため、

    暫定診断で治療を開始することとなり、翌日には、、、

    IMG_8009

    自力でしっかり立ち上がることができるように回復!!

    まだまだこれからも治療が必要になりますが、

    無事元気にお家にお返しすることが出来てホッとしました♡

     

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  • 2017.01.09
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    精巣腫大のうさぎ

    うさぎさんの精巣が大きくなる原因は様々ですが、

    今回の症例はおそらく同居うさぎさんに噛み付かれたことが

    原因で感染を起こし腫れてしまったと思われました。

     

    抗生剤のお薬で腫れが引かなかったため、年明け最初の手術となりました。

    いざ、手術をしてみると感染により、組織が激しく癒着を起こしていたため

    陰嚢(タマ袋)と精巣を同時に切除することに。

    img_8011切除前dscf9260切除後

    術後も傷をいじることなく本日元気に来院されました。

    img_8051 img_8047

    今回の原因ははっきりとはしませんでしたが、

    雄うさぎさんなどでは、喧嘩などで精巣を怪我するケースもみられます。

    (ウチのうさぎもそれで大出血を起こしました(汗))

    仲が良いと思っても、喧嘩で怪我などがないよう、一緒にするときには

    飼い主様がしっかりと見守ってあげて下さいね☆

     

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  • 2016.12.31
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    アトピー性皮膚炎

    皮膚病の主訴でこられる動物は非常に多く、

    人と同様、アトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患はまだまだ決して

    治る病気ではありません。

    『痒み』がある状態では本人にとってストレスが掛かり、

    一緒に暮らしている飼い主様も見ていてとても可哀想になると

    切実に訴えられますので、動物たちがほとんど痒くなく

    うまく付き合えるように持っていけるよう様々な薬剤やシャンプーを

    用いてコントロールしていきます。

     

    今回来院された『ぽんた』ちゃんですが、典型的なアトピー性皮膚炎であり、

    特に『耳』を酷く痒がる状態でした。

    内服を飲ませていても効果がなかったとのことでセカンドオピニオンで来院され、

    当初、耳の状態は、、、

    右耳img_1r左耳img_l1

     

    酷く『しわ』が入り、炎症が酷いことが示唆されました。

     

    検査を行い、適切と思われるお薬を処方し自宅で治療を継続して頂き

    7日後、、、

    右耳img_7r左耳img_7l

     

    わずか一週間で大分、『しわ』が軽減してきています。

     

    そして、またお薬を変更し、約20日後、、、

    右耳img_20r左耳img_20l

     

    痒みもほとんど無くなり、日常生活が快適になっているとのことでした☆

    ここまで改善しても、これから先も継続的に治療が必要となります。

    我々人と同様、動物たちにとっても『痒み』は非常に辛い症状です。

    様々な原因で痒み生じますが、お薬などを使用しても、

    『全く痒みが改善されない』などの症状がありましたら、一度ご相談下さいね。

    img_8023

     

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  • 2016.12.30
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    2016年も。。。

    2016年の診療も12月30日午前診療をもって

    終了とさせていただきました。

    2017年は1月4日(水)より通常診療となります。

     

    2016年も多くの方々に診療や手術依頼を頂きました。

    2017年もより多くの飼い主様や動物たちに安心して頂け、

    任せて頂けるような病院を目指し、スタッフ一同精進してまいりますので

    よろしくお願い致します。