2021.08.20
春先から初夏にかけて生まれた子猫さんが
今の時期は非常に多く来院されています。
生後2ヶ月くらいになると母親からの移行免疫が落ちてくるため、
2ヶ月〜3ヶ月齢くらいになると、『メヤニ』や『鼻水』などの主訴で多くの子が来院されます。
当院のある小山市では『猫ヘルペスウイルス』や『猫クラミジア』などの感染症が
非常に多くみられるため、猫ちゃん達のワクチン接種は強くすすめています。
『うちの猫は家の中から一歩も出ないし大丈夫よ〜〜(^O^)』なんて思っていませんか??
基本的に外に出ない子はカゼを貰う可能性は低いはずですが、
去年も一歩も外に出た事がない猫ちゃん達が何頭も猫カゼの症状を呈して来院されました。
その理由は、、、
『家のまわりに野良猫さんがウロウロしている』という飼い主様の回答が圧倒的でした(*_*)
感染症は網戸越しでも感染りますので、ワクチンをしっかり接種することにより、
猫カゼ症状の回避や軽減に繋がります。
今回来院された『ナル』ちゃんですが、
生まれてこの方一歩も外には出た事がない猫ちゃんでした。
野良猫さんから、しっかりと猫カゼをもらってしまったようで、、、
目脂と鼻水、くしゃみ、眼の違和感の症状が出ています。。。
適切な抗生剤を使うと約1週間ほどで、
こんなにかわいい顔になりました✌︎(‘ω’✌︎ )
感染地域でなければワクチン接種はそこまで必要ないかもしれませんが、
この地域ではほぼ毎日のように猫カゼ症状を呈するねこちゃんが来院されますので
定期的なワクチン接種をおこなっていきましょうね♡
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栃木県小山市の動物病院
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