2022.12.14
寒くなり、人医療でも胃腸炎が多いとのことですが、
動物たちの業界でも胃腸炎ラッシュがものすごい勢いでみられます。
(12月に入り一時期よりもピークは過ぎたような気がしますが…)
『吐き気』『下痢』『吐き気と下痢』『消化器症状はないけど食欲のみ無し』などの
症状を訴えて多くの子が来院されています。
胃腸炎かと思いきや『肝臓や腎臓』・『膵臓の病気』、『異物』などなどでも上記症状が出る為、
改善されないようであれば、検査を行い鑑別が必要となってきます!!
今回、吐き気が酷く食欲がないとのことで来院された『らんまる』さん。
(しんど過ぎてテンションが落ちてます)
誤食などの可能性もないとのことから、まず胃腸炎の治療を行いましたが、
一向に症状が改善せず、翌日も来院されました。
あまりにも症状がひどい為、血液検査や超音波検査など各種検査を行い、
重度胃腸炎と診断された為、入院下での治療が必要と判断されました。
入院治療により吐き気も消失し、みるみる元気になりなり、
経過で来院された時には、下記写真のように顔付きもすっかり良くなってくれました(^_^)
吐き気が治らない場合などでは、脱水症状なども生じ
より一層状態の悪化が起こります。
吐き気が続く場合には様子を見過ぎることなく早目のご来院をお願いします。
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栃木県小山市の動物病院
メルどうぶつ病院
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