2019.08.31
『うさぎの足裏が赤いです』
と診察に来院されるケースが比較的多くみられます。
いろいろな病気が考えられますが、その中でも『足底皮膚炎』と診断
することが多く、その名の通り、足の裏(底)の皮膚炎が生じた状態です。
こんな感じ↓↓↓
うさぎの後ろ足への負担の特性上、動かずじっとしていると
踵(かかと)への負担が生まれ、犬猫と異なり肉球がないため皮膚炎ができやすいのです。
基本的には軽度な皮膚炎はどのうさぎさんでも見られることが多く、
ほとんどは無症状ですが、肥満や運動不足、硬い床面、糞尿の付着などが悪化因子となり、
激しい潰瘍や骨にまで影響を及ぼすほど悪化すると、命に関わることなどもあります。
今回来院された『アスル』ちゃんは無症状であったため、今後の悪化をさせないために
敷材などをご指示させていただき経過観察となりました。
毛の下に隠れてなかなか分からないことが多いため、
お家でもひっくり返して足の裏を見てみてくださいね。
気になることがあればご来院ください。
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栃木県小山市の動物病院
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