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胆嚢粘液嚢腫からの胆道閉塞

2017.05.25

段々と痩せてきて、食事をあまり取らず、吐くことが多いとの主訴で

来院された『ショコラ』ちゃん。消化器に問題がありそうとのことで治療しても

よくならなかったため、当院で検査を行った結果、『胆嚢粘液嚢腫』と診断。

内科的に治療をしても治る状況ではなかったため、診療終了後の夜に手術を行いました。

今回、胆嚢粘液嚢腫での胆嚢摘出手術以外にも総胆管と言われる場所の閉塞が出てしまったため、

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十二指腸側から逆行性に管を入れて洗浄し、閉塞を防ぐため、

十二指腸乳頭部に管を縫い付けて置く手術となりました。

(以下、手術の写真です)

(摘出した胆嚢)

DSCF9912

 

(胆嚢内にゼリー状の物質が充満)

DSCF9913

 

(小腸にある総胆管の開口部に管を縫合)

DSCF9942

 

 

なかなか大変な手術が予想されたため、仲良くさせていただいている

篠原先生を招き、一緒に手術を行いました。

DSCF9939

 

これからもまだ治療が必要となる状況ではありますが、

大変な手術を乗り越えてくれ本当に良かったと思います。

 

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