2016.12.31
皮膚病の主訴でこられる動物は非常に多く、
人と同様、アトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患はまだまだ決して
治る病気ではありません。
『痒み』がある状態では本人にとってストレスが掛かり、
一緒に暮らしている飼い主様も見ていてとても可哀想になると
切実に訴えられますので、動物たちがほとんど痒くなく
うまく付き合えるように持っていけるよう様々な薬剤やシャンプーを
用いてコントロールしていきます。
今回来院された『ぽんた』ちゃんですが、典型的なアトピー性皮膚炎であり、
特に『耳』を酷く痒がる状態でした。
内服を飲ませていても効果がなかったとのことでセカンドオピニオンで来院され、
当初、耳の状態は、、、
酷く『しわ』が入り、炎症が酷いことが示唆されました。
検査を行い、適切と思われるお薬を処方し自宅で治療を継続して頂き
7日後、、、
わずか一週間で大分、『しわ』が軽減してきています。
そして、またお薬を変更し、約20日後、、、
痒みもほとんど無くなり、日常生活が快適になっているとのことでした☆
ここまで改善しても、これから先も継続的に治療が必要となります。
我々人と同様、動物たちにとっても『痒み』は非常に辛い症状です。
様々な原因で痒み生じますが、お薬などを使用しても、
『全く痒みが改善されない』などの症状がありましたら、一度ご相談下さいね。
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栃木県小山市の動物病院
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