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うさぎの急性胃拡張

2015.12.11

『昨日まで元気でごはんも食べていたのに

突然、ごはんを口にしなくなり、便もほとんどでず、ぐったりしている』

 

うさぎさんを診療しているとこのような主訴で来院されることがよくあります。

このような主訴だけでは様々な原因が考えられるため、一概には言えませんが、

『急性胃拡張』といった病気の場合、処置が遅くなると命に関わる病気の一つとなります。

通常のうさぎさんのレントゲンはこんな感じですが、

usqapi0000

急性胃拡張になると、

ri0001(赤枠に囲まれている部位が胃となります)

胃が急激に大きくなり、血液循環が悪くなる事でショックを生じてしまいます。

このような場合は緊急的に麻酔をかけ胃を小さくする事が必要となります。

IMG_5610(麻酔下で胃内容物を吸引しているところ)

 

 

ri0000処置後(胃のガスは無くなっています)

この病気は、「いかに早く処置をするか!!」が非常に重要な病気となりますので、

食欲不振がみられたら様子を見過ぎず、早目の来院をお願いします。

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栃木県小山市の動物病院

メルどうぶつ病院

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