2015.10.16
脱臼や骨折は急な衝撃により起こる事が殆どです。
僕自身もかれこれ10年以上前に鎖骨骨折と左肩脱臼の経験をしました。
どちらもスポーツをやっていて、下手こいた結果起こったのですが。。。( ・ὢ・ )
動物たちも交通事故や高所からの転落、間違えて踏まれてしまった、などなど
様々な原因によりこれらの事が生じます。
今回も、アクシデントにより左足を痛め、足を着かない(着けない)
と言った主訴でチワワさんが来院されました。
足の状態より股関節脱臼が一番疑われましたが、レントゲンを撮ってみると
案の定。。。
事故から時間がたっていない状況では手術ではなく、まずは整復を試みます。
もちろん、痛みを伴いますので麻酔下で
こんな感じに整復しました。(上の写真と比べて足が伸びているのが分かると思います。)
股関節の靭帯が切れてしまっている状態ですので、このままだとまたすぐに
外れてしまうため、足を固定する包帯を巻いて絶対安静のまま過ごしてもらいます。
このような整復をしてもまた外れてしまうことも多くあり、
何度も繰り返される場合は手術という選択肢になってしまうので、
脱臼を整復するたびに、『もう外れませんように(;人;)』と願掛けをしているのです。
当初は痛くて動けなかったのですが、整復後、麻酔から覚めると
元気に動き回ろうとしていました。(止めてくれ〜(。>﹏<。))
手術にならないように大人しくしてて下さい、『クーちゃん』m(_ _)m
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