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耳内視鏡(オトスコープ)(犬・猫の外耳炎治療)

2015.08.2

動物病院に来院される病気の中で最も多い病気は

耳の病気と言われています。

犬や猫が耳を痒がるという訴えの中には『細菌』や『酵母菌』が悪さをし外耳炎を

生じる事を筆頭に『耳ダニ』であったり、『異物』が入っている事や『ポリープ』

『腫瘍』など原因は多岐に渡ります。

「耳が汚れている」「耳が赤い」「耳が痒そう」などの訴えで病院に行った際には

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こんな感じで耳の中を覗かれる事が多いと思います。

この手持ちの耳鏡でも何とか耳の中は確認出来るのですが、

どうやっても鼓膜付近まで覗く事が出来ない場合もあり、

飼い主さんが確認することが出来ずムズカしく思っていました。

 

そこで!!

オトスコープ

 

『カールストルツ製 ビデオオトスコープ』を導入することになりました!!

普段の診療でも、

IMG_5527こんな感じで

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どれだけ汚れているのか?どれだけきれいになったのか?

など一緒に確認出来ます。

 

また難治性の外耳炎の場合には、麻酔下での処置となりますが

鼓膜付近の汚れや異物、耳毛なども処置する事が出来るようになりました☆

 

「耳が赤い」「耳が匂う」「耳が痒そう」などの訴えがみられた時には

ご相談くださいね。

 

 

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