治らない皮膚炎でのセカンドオピニオン(落葉城天疱瘡)
皮膚や耳が痒いとの主訴で来院される子は非常に多く、
痒みの症状を診察でみない日はありません。
『何回治療をしてもすぐにまた再発してしまう』
『他院様にて治療をかけたが症状の改善がみられない』
などのご相談で来院されるケースはよくあり、
多くの飼い主様にセカンドオピニオンでご来院いただいております。
今回ご紹介させていただく『ラッキーちゃん(15歳)』ですが、
他院様にて様々なお薬を用いて治療をかけたが皮膚病が治らない。
痒みが悪化しており脱毛がどんどんと拡がっているとの主訴で
セカンドオピニオンにて来院されました。
以下の写真が当院来院初診時の様子となります。


症状として、
眼の周りや鼻先、体幹部に脱毛とフケの症状が多くみられており
痒みで寝られないとのことでした。
前医での治療経過やお薬の処方を確認させていただき、
診断には皮膚組織生検が必要であると判断されたため検査を実施させていただきました。
検査結果は、、、
難病でもある『落葉状天疱瘡』との診断がつきました。
落葉状天疱瘡は残念ながら完治をすることがない病気である為、
その子に合った免疫抑制剤のお薬を処方することになり、
一般的には生涯にわたる投薬治療が必要とされます。
継続的な投薬治療は飼い主様の協力が不可欠である為、
献身的な投薬治療を継続していただく必要があります。
ラッキーちゃんも頑張ってお薬を飲んでくれていることもあり、
投薬開始から2ヶ月後には下記写真のように、

皮膚状態もほとんどきれいになり痒みもほとんど消失してくれました。
前述したように皮膚が良好な状態になっても投薬治療は続くため、
今後も病気の再燃がないように注意深い観察が必要とされます。
セカンドオピニオンなどで、
皮膚病や皮膚病以外の病気でも何かお困り事がありましたら
ご来院いただきご相談いただければと思います。
ブログをご覧いただきお電話にて症例に関してや病気に関してのお問い合わせを
いだだくことがあるのですが、直接診させていただいていない動物に対するご相談は
一切お引き受けしておりませんので何卒ご了承ください。
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