2018.01.16
身体中のどこにでもデキモノ(腫瘤)は出来ます。
日々の診療で腫瘤を見かけない日はないくらい多く見受けられる病気の一つです。
大きさや、大きさの進行具合、場所や形、腫瘤の良性・悪性度合いにより、
検査をして様子を見るか、手術で取り除いてしまうかを決めないとなりませんが、
明らかに悪化増大していたり、炎症や出血を伴う場合にはなるべく早く手術を
する必要性が高いと思われます。
今回来院された『ぷりん』ちゃんは夏頃から指先の腫瘤が大きくなりはじめ、
出血が激しくなってきたとのことで来院されたため緊急的に手術を行いました。
飼い主様は指を取ってしまうことにより、
歩けなくなったり、その後の生活の影響を心配されておられましたが、
術後の経過も良く、本人もほとんど気にする様子もなく、元気に回復してくれました。
炎症が激しかったため、指先の腫れも酷く手術中の出血量も非常に多くなり
手術はちょっとだけ大変でしたが、結果的に腫瘤もキレイに取りきることもできました。
周りの心配を他所に本人(本犬)だけは終始ケロッとした状況でした。
腫瘤も大きくなりすぎたり、様子を見過ぎる事で
取り切れなかったり、手遅れになってしまうこともありますので、
ご心配であれば一度受診されることをオススメします。
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