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うさぎの鼻涙管洗浄

2016.11.20

眼の周りが濡れているうさぎさんはよく来院されますが、

今回来院されたうさぎさんは、2ヶ月以上前から

両眼とも涙眼が酷くなり、何種類もの目薬を指しても改善が無かったとの

ことで来院されました。

色々と診させて頂いたところ、鼻涙管の炎症が生じている事が判明。

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(※鼻涙管:目頭のところから鼻腔内につながる管のことを指し、

図で刺すと、青色の細い管になります)

炎症産物を取り除くことが必要となるため、

点眼麻酔を行い、両眼の鼻涙管とも洗浄を行いました。

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鼻涙管が炎症を起こす原因は様々あり、酷い場合には途中で閉塞を起こし、

鼻から出て行かず、逆流がみられることもあります。

『モカ』ちゃんの場合には両眼とも閉塞しておらず、洗浄を行う事が出来ました。

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<洗浄前(白濁)と洗浄後(透明)の洗浄液です>

 

このような炎症が生じている場合、1回の洗浄で終わる事はなかなかなく、

なるべく頻回に通院して頂くことが必要となります。

『モカ』ちゃんは当院をご紹介頂き、

なんと!!群馬県から1時間以上かけて通院して頂いております。

飼い主様の通院の負担を減らすべく、早く治ってくれる事を

願いつつ、処置をさせていただきました☆(早く治ってね〜( ๑>ω<)۶”)

 

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