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うさぎの子宮疾患

2019.06.3

1日の寒暖差が大きいこの頃は犬猫を中心に下痢や吐き気の症状が

増えておりますので、症状が継続している場合にはお早めにご来院ください。

 

寒暖差の影響を受けるのはもちろん「うさぎ」さんも同様で、

うさぎさんの場合にはそれが命に関わる場合もありますので

様子を見過ぎない様にして下さいね。

 

今回、やや便が小さくなり食欲が若干落ちたとのことで来院された

『のん』ちゃんでしたが、レントゲンを撮ってみると腸内にガス貯留が

見られ確かに胃腸のトラブルが起こっている状況。。。。。

でもよ〜〜〜くレントゲンをみると、

下腹部のあたりに通常ではみられない膨らみが。。。

未避妊の女の子であり超音波検査においても子宮卵巣疾患を疑う所見が見られたため

胃腸のトラブルを改善させる治療をかけた後、後日手術となりました。

 

お腹をあけてみるとやはり術前診断通り子宮が大きく腫れており、

子宮の病気であることが判明しました。

(手術後も元気な『のんちゃん』です♡)

 

今回のように違う病気から偶発的に子宮疾患などの病気が見付かることもあり、

裏を返せば、そこまで子宮が腫れていても症状を表さないことがほとんどで

あるとも言えます。

 

麻酔のリスクはご理解いただかないと手術は出来ませんが、

メスうさぎさんの場合には、子宮疾患を初めとする

婦人科の病気が比較的多くみられる傾向であるため、

生後半年から1歳齢くらいまでに避妊手術をすることはオススメしております。

 

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