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大型犬の脾臓摘出

2018.04.6

脾臓という臓器は普段あまり意識されないと思います。

(マラソン大会とかで左脇腹が痛くなる原因が脾臓です)

沈黙の臓器の一つで、飼い主様が気付いた時には腫瘍化したり、

巨大化して手術が必要になることも。。。

肝臓や腎臓のように血液検査で異常が分かりづらく、レントゲンや

超音波検査などで偶発的に異常が見られることもしばしばあります。

 

今回は免疫の病気により脾臓を摘出することで状態が改善することを

期待しLレトリバーの『どら』ちゃんの手術を実施しました。

譲渡犬である故に、正確な年齢が分からず、大型犬で10歳以上ということは

人間でいえば90〜100歳以上。。。

 

非常に怖い麻酔でしたが、手術は無事終了!!

年齢のせいもあり、麻酔の覚めは大分遅くなりましたが、

すっかり元気になり、無事に退院して行きました。

免疫系の問題もあるため、まだ継続治療は必要となりますが、

本日来院された『どら』ちゃんは検査では良化傾向を示しており、

このまま状態が改善されてくれることを願っています。

来院時にはいつも通りの食欲旺盛な『どら』ちゃんに戻りました☆

 

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