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犬の乳腺腫瘍

2016.05.28

犬の乳腺腫瘍はホルモン依存的に出来るとされている為、

早期に避妊手術をすることにより乳腺腫瘍の発生率を下げる事が出来ると

言われています。

具体的には、

初回発情前に手術をすると、乳腺腫瘍の発生率は約0.05%。

1回目の発情〜2回目の発情までに手術をすると約8%。

2回目の発情がきてしまうと約26%。

の確率で乳腺腫瘍になると言われています。

(要は早目の避妊手術が乳腺腫瘍の発生率を下げます!!)

100%予防する事は出来ないですし、非常に稀ですが、男の子にも

乳腺腫瘍は発生する事があります。

ここ最近は、何故だか乳腺腫瘍の手術が非常に多く、外来でも乳腺腫瘍を

診断することが多くなっています。

避妊手術や去勢手術はただ単純に『子宮卵巣を摘出する』『睾丸を摘出する』

ということだけではなく、子宮卵巣、睾丸があることにより引き起こされる病気を

予防する為の『予防手術』となります。

犬の乳腺腫瘍は良:悪50%:50%と言われていますが、出来うる限り予防出来るように

早期の予防手術をオススメ致します。

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